Bungoma視察

6/28, ブシアの隣の県Bungomaに行ってきました。同じく西部州にあるこの県は、州都があるカカメガ県に続いて人口が多いところです。ブシアから車で40分から1時間くらいかな。(途中で飛び出してくる自転車や人の多さによる。西部は自転車がめちゃめちゃ多いです。)
今回ブンゴマに行ったのは、ブンゴマの村を視察するため。事の発端はその前日の金曜日。peer educatorミーティングに出席するためオフィス近くのDistrict Officeに行き、ついでってことでDennisに連れられ、そのDO内にいるPeterって人に会いました。彼は世銀とministry of special programsの灌漑プロジェクトを担当しています(友だちからはMr. world bankってからかわれてる。世銀に出向ってかんじ。)話しているうちに、出身地のブンゴマでもプロジェクトをやりたいがお金がない→日本からお金とれないかね?って話になりました。お金とれるかわかんないけど、アデオがブンゴマ進出したら楽しそうだなという単純な発想が沸き起こりました。ちなみにこのブンゴマに関しては、完全にPeterが国会議員になりたいためのプロジェクトなので、世銀とかministry of special programsとか彼の肩書きは一切関係ありません。ただ、Peterが国会議員になろうがどうしようが、アデオがimplimetationできればおいしいなーと楽観的に思ったのですよ。で、行ってきました。ブンゴマに。

最初は農業のプロジェクトがいいのでは?ということで、視察に行ったのですが、それよりも水が重要では?ということになりました。
農業も農業で、こんなかんじの問題が挙げられます。
・土地が肥沃ながら、無計画な作付けが行われている(雨期でも乾期でもとうもろこしを中心に植えている)
・肥料が効果的に利用されていない
・自家消費用にしか作物を植えていないので、現金収入が得られない(肥料さえ買えない)←これも無計画な作付け

で、水に関しては以下の通り。
・水源は豊富にあるものの、飲料用の水を得られる場所が少ない
・飲料用の水を得られる場所も、干上がったり、次第に汚れてきている
・学校にタンクやパイプがあっても、メンテナンスがされておらず、使われていない
・水が原因の病気にかかることが多い(しかも病院が遠い)←まだ統計は得られてません。聞いた話。

PeterとDennisは「こりゃ水が最優先だな」ってことで同意しているんだけど、あたしはなんだかスッキリしません。
たぶん、ブンゴマに限らずケニアの状況がわかっていないから、本当に水が最優先なのか、他に考えられる問題、実際にコミュニティの人たちが直面している問題を知ることができなければ、きっと納得できないんだろうな。この日は畑と水源しか見てないから。
水の大切さはわかる。水源をめぐっている間も、大きなタンクをもった女性や子どもたちに会った。Peterの実家でも、あたしはおなかを壊すのではとびびって出された水ではなく一人だけミネラルウォーターを飲んでた。ケニアで何にお金を使っているかというと、水。水が原因で死んでしまったら、農業どころじゃない。わかるんだけど、水プロジェクトをやるべきなのか、何をやるべきなのか、まだ自信を持って言うことができない。

が、とにかくブンゴマプロジェクト始動しそうです。月曜日にPeterとDennisと3人でミーティングします。ちなみに、アデオボスWesongaは温かく見守ってくれています。

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posted by ayayayaya @ 23:44,

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