blankets from Japan

ADEOは10年近く、アフリカへ毛布を送る運動から毛布を送ってもらっています。
毛布の行き先はウガンダだったり、スーダンだったり、かつてプロジェクトがあったシエラレオネだったり様々なんだけど、今年はケニアに届きました。ご存知の通り、昨年末に起こったケニアの暴動。その暴動で国内非難を余儀なくされた人たちに送るためです。ブシアにも暴動で町を追い出された主にキクユ族の人たち(IDPs; Internal Desplaced People)がUNHCRのテントに住み、暴動で住んでいる町を追い出され、故郷に帰らざるを得なくなった人たち(returnees)が暮らしています。通常毛布をもらうためのプロポーザルは1年前に提出しているそうなんですが、今回は緊急のため1月にプロポーザルを提出、6月にはブシアに毛布が届きました。

今、ブシアには大きなコンテナ5個分の毛布があります。だいたい1個のコンテナに30バッグ入っていて、1バッグ平均30枚の毛布があるから・・・4500枚くらい。「何枚あるの?」って聞いたら「数えないとわからない」って言われた。・・・大丈夫かな。(たった今「アフリカへ毛布を送る運動」のサイト内news見たら12,600枚をケニアに送ったって書いてありますね。随時情報更新します。)その毛布をIDPsやreturneesだけではなく、ブシア内の孤児、youth、病院にも配るそうです。

6/20にDistrict Comissionerを迎え、IDPの人たちへの贈呈式が行われ、あとは順次ブシア県内の各ロケーションに回ってreturneeの人たちへ毛布を配っています(各ロケーションで30-50枚くらい配る)。このときの車はdistrict officeのを使っていいんだけど、燃料はアデオ持ち。IDPやreturneeとして登録していないと毛布はもらえなくて、必ずIDチェックをしてから渡します。


で、さらに孤児に関してはMusomaという村の孤児院に毛布を寄付、もう一箇所FLEP(Family Life Education Plan)というでかいNGOに寄付をしました。7/5はFLEPのdistributionの日。DO1(District Officerのトップ)を招いてのちょっとしたセレモニーもあり、なぜかJICA職員として紹介され(もちろん訂正)、全部で1840枚の毛布がFLEPに寄付され、FLEPが関係を持つ孤児院に配られました。そして、ケニアメディアデビューしました。KBCってテレビ局と、Kenyan Timesという新聞社です。いきなり来られたんで、相当へんな英語話しているはず。今、ケニアは国土大臣Kimunyaの政治スキャンダルで大騒ぎなので、取り上げられるとしても小さなニュースになりそうでうが、メイクしとけばよかった。。

明日も、returneesに毛布を配りにロケーションめぐりです。

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posted by ayayayaya @ 16:48,

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