経済危機

と言っても、あたしのお財布事情のことじゃありません。あたしのお財布も危機で、3枚あるVISA使いまくりのカード破産寸前ですが、アメリカの金融大騒動が、やっぱりプロジェクトにも影響してきました。

ブシアオフィスはUSAIDがドナーのプロジェクトが2つあります。そのひとつ、ブシアのメインプロジェクトであるROADSが、USAIDの都合でしばらくストップすることになりました。9月にプロジェクトが終了し、ファンドの更新待ちで11月1日にはファンドが来るという話だったそうなんだけど、先週「お金は待ってくれ」って言われたとのこと。たった今ウェソンガから聞いて、ADEOに渡す最終レポート書くのに飽きて(研修終わったはずなのに、まだ書いてる)、これ書いてます。つうか、お金って1年単位でとってるから、急に待てとかないんじゃない?とか思ったんだけど、ウェソンガの説明曰く、USAIDの予算は議会が権限を握っていて、USAIDの予算を削って自国の経済立て直しに使うことにしたらしい。よその国にお金回してる余裕はないらしい。

国の援助ってけっきょく国益がらみで、それはいいとも悪いともいえないけど、世界中のUSAIDのプロジェクトが止まるかと思うと、どれだけネガティヴなインパクトになるのか想像がつかない。ドナーってお金くれるから偉く見えるけど、でもインプリやるほうだって大変だよね。ソマリアのプロジェクトも9ヶ月待ったあげく、やっと先月UNHCRからお金がもらえた。ドナーの役割・責任って何だろうって思う。

ちなみに、すべてのプロジェクトが9月に終わりすべてファンドの更新待ちだったこれからのブシアオフィスは、既にお金が来ることが決まっている新しいNACC(national aids control councilとかそんなかんじ)のプロジェクトだけになります。このプロジェクトは最低額のadminコストしかとってないので、Brunoが一人オフィス残留・Dennisはオフィスを一時離れROADSにお金がつき次第戻ってくるということが決定、ナンバレも1人にスタッフを減らすかも、他のブシアスタッフのことは未定、ってかんじです。

ドナーに振りまわれるインプリNGOはコミュニティの批判の矢面にも立たされやすいと思う。ドナーって何者だ?

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posted by ayayayaya @ 23:04,

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