Online Meeting

8月18日、日本の高校生in横浜とADEOのピアエデュケーターinキスムとあたしinナイロビの3地点を結んでのonline meetingがありました。
いまさら何を報告すればいいか混乱中です。が、better than nothing。笑



【経緯】
横浜市青少年交流センターで働く姉さんから声がかかったのが始まり。「第3回 高校生公益活動リーダー塾2008」というイベントの一部で「国際公益活動理解」なるプログラムをやることになったとのこと。そこで海外の若者とskypeかメッセでやりとりをしたいとの相談を受ける。このプログラム向きの学生を紹介するように言われるも、アイセックを通さずに飛び込み研修中のあたしは紹介できるような学生の知り合いがいない(実はナイロビ大の院生というPeterとSam@隣のIDEALってNGOで働き中を除く)。しかもピアエデュケーターとして活動している彼らからのほうが実際の経験に基づいた話が聞けて面白いのでは?ということで、ピアエデュケーターと参加することに。

【目的】
で、このプログラムの目的は
■日本の高校生に開発途上国の人の視点を紹介・討議する。
ということだそうです。

【当日までの流れ】
*gmail見ないと詳細な日程追いかけられない都合で、ざくっと当日までどんなかんじで進んだか記します。

・7月中旬:この企画についてのメールをもらう。video conferenceといえば世銀、が定番なんだけど既に東京事務所に断られているとのこと。
・7/22:ブシアに来ていたDr.Ateiとのスタッフミーティングでこの件をシェア。とりあえずナイロビでVCできる場所を探してくれるとのこと。
・その後、日本側からVCの必要はない、skypeかメッセで、という話が来たのでブシアのネットの遅さと停電が頻発のリスクに悩む。ナイロビまでピアエデュケーターを連れて行く予算がないので、まだネットが安定していると思われるブシアから車で2時間のキスム(割と大都市)から結ぶことに。あたしは、というと、依頼された日程でちょうどナイロビに行くことが決まっていたのでナイロビから強行参加することに決定。
・ピアエデュケーターの参加人数が決定。3名。ピアが関わるプロジェクトは3つあるけど、あたしが主に仲良くしているのはオフィスに来やすいROADSプロジェクト(タウン中心に行っている)のピア。ナンバレに建設中のVCT&リソースセンターのことを扱うよう言われていたのでナンバレのピアのほうがいいとも思ったんだけど、ピアの活動自体の説明に変わりはないだろうということでROADSからBrunoが3名を選出。
・発表内容について、先方と合意。
・ADEO、ADEOプロジェクト、アデオジャパンについての資料作り。
・英文依頼書が日本から届く。
・怒涛に日英mixのppt作成。
・コミュニケーション不足でお金の問題が発生。本番5日前。予算書は前から作っていたし、ナイロビとシェアしていたんだけど、ナイロビからお金を送ってもらうには見積書をつけて書類提出しないといけないとのこと。初耳!!時間もないし、次の日にはナイロビ行くことになっていたのでWesongaとの直接交渉に挑むことに。
・8/14 ウェソンガにお金のことを相談。金額的に立て替えてくれるとのこと。そして、ナイロビで1番安定していて早いネカフェをたずねる。オフィスからが1番よいって言われたから、あたしはADEOオフィスから参加が決定。
・8/15 会計担当のFlorenceと話をして、ブシアにお金を送ってもらう。まじギリギリ。夕方から日本側と接続確認。このときはビデオメッセでいけた。そしてあたしはサファリを楽しむ。ちょくちょく電話でBrunoとやりとり。
・・・と当日を迎えたのでした。

【当日の様子】
事前に試して大丈夫だったビデオメッセが使えず、スカイプで実施。日本側のマイクが使えず、こちら側の音声とチャットでやりとりをしました。
先方からの依頼とこちらの意見のすりあわせをして、当日はこんなかんじの発表をしました。
・スワヒリ語入門
・スピーカー紹介
・ケニアの教育システム
・ADEO紹介
・ピアエデュケーションとは?
・VCTセンターのコンテンツ案共有
・質疑応答
事前にpptのノート部分に話す内容を細かく書いておいたので、話が大きくそれたりせず、接続に予定より時間がかかった以外はスムーズにいったプログラムでした。このリーダー塾の最後に、参加した高校生たちが自分たちで考えたプロジェクトについて発表を行わなければいけないため、何かヒントになるものを、というリクエストから「どんなコンテンツがあったらリソースセンターに人は来ると思う?」という質問を最後にセッティング。ファッション関係のコンテンツがあったらいいのでは?などの意見がありました。

【反省?終わってのコメント?】
終わったことで一安心ではあるんだけど、果たしてできる限りのことをできたのか心配。見えるはずのadressee(これ、うちのゼミでよく使われる・・・「adresseeは誰なのか考えなさい」)の反応が見えず・聞こえず、手ごたえがわからなかった。とりあえず、反省ってか反省点もよかったところもまぜまぜで、終わってのコメント。
・スカイプorメッセを使うという選択は正しかったのか?-->先方のリクエストということでどうしようもなかったと言えばそうなんだけど・・・他に方法はなかったかな。相手の声が聞こえる・顔が見える、もっとinteractiveなものだったら面白かったと思う。
・ナイロビとのコミュニケーション:ナイロビはADEOの全部のプロジェクトを扱っているから、事前に事前に、連絡が大事だと痛感。そして会計システムの一部をon jobで学ぶ。経験としてよかったと思う。
・あたしの満足のためのプロジェクトになってない?-->終わった後にやたらと「どうだった?」と聞かれた。聞きすぎだよってくらいに。これって、あたしの満足度は大事じゃないのに。で、もしかしてみんなあたしが持ちかけたこの話を、あたしを満足させるためにやってたんじゃないか?って心配になる。もしそうなら巻き込み方が間違っていたのか?ぬーん。
・とはいえ、ピアエデュケーターの満足度は高し。海外のユースとこうして交流を持つ機会はないから、この機会自体を楽しんでもらえたみたいでよかった。
・事前の予備知識不足-->事前にある程度HIVやAIDSについてインプットすることができなかったらしく、ちょっと「なにそれ??」って思うような話があったことは確か。
・当日の詰め込みすぎな内容-->消化不良なモヤモヤが残ったのは相手の反応が見えていないだけでなく、内容に関して改善点があるからな気がしてます。依頼された内容とすり合わせて作ったはずの内容なのに、今見ると「何が言いたいの?」ってかんじ。高校生に最後の発表に役立つヒントを、ということでここでリソースセンターのコンテンツについて発表できるようにオチを持っていったんだけど、あたしがこのオチに納得しきってなかったのかな。このプログラムの大目的をブレイクダウンしたりすればよかったと思うのです。

【高校生からのコメント】
日本の姉さんに高校生からのコメントは?と聞いてみたところ、こんなコメントがきました。
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アフリカでHIV・エイズ対策のNGO活動人のメッセージを直接聞けることに感動していた模様。アフリカに行ったことのある子は何人かいたけれど、ケニアはいなかったし、ピアエディケーターという言葉についても聞いたことある人はいなかった。ケニアについて、そしてピアという活動について、興味を持つ人を増やす機会となったと思います。
個別の意見として
・資金の話が多く出ていたことから、NGO活動って大変なのだと思った。
・もっと日本の学校と協力して、保健のポスターをもらったりしたらどうだろう。
・お金は集りにくいけど、ものなら集るかもしれないとおもったのだけどお金がい
いのだろうか。
・日本の人が英語とスワヒリ語で活動するってすごいです。
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ちなみに、スワヒリ語は挨拶くらいしかできません。笑


あと、このイベント、神奈川新聞に載ったそうです。

フランスとの中継もあったのに、ケニアにフォーカスしてもらえたのは嬉しいです。
誰か、バックナンバーとっといてくださーーーーーーーーい!!!

ラベル:

posted by ayayayaya @ 18:09,

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