やる気でない

最近めっきりやる気消失でーオフィス内の流行に乗ってソリティアにはまってます。VCTセンターの完成式終わってからなーんにもやる気起こらず。帰ってきて、ゴハン食べて、雑誌や本読んでるうちに寝ちゃってて、1日7~10時間も寝る。寝すぎだよ・・・が、食欲はあるし、この寝すぎなくらいの睡眠のおかげで(予防薬飲まなくても、蚊帳ほとんどしなくても、ちょくちょく虫に刺されても)マラリアにはなってないんだろうと思い込み。こんなかんじで、とにかくよく寝たこの1週間。


9/20,21:ブシア日本人祭りに別れを告げるように、レオちゃん・小栗さんがナイロビに帰る
      日曜日はマルセラんちで家事手伝い&二人そろって昼寝。マルセラの卒論(エイズがhuman resourseに与える影響を政府を例に検証したもの)を途中まで読む。

9/22:日曜日のネット不調により送れなかったメールを送る。ほんとはこの日のはずだった、ナンバレのピアにリソースセンター運営してもらうためのミーティングがいつの間にか金曜になっていたことを知る。どどん!ニュースレターの原稿書き。

9/23:ニュースレターの原稿チェックしてもらいたいのに、「忙しい」って言われてチェックしてもらえず。つうか、忙しい割にゲームしてんじゃん!けっこうこうゆうの多くて、「忙しい」じゃなきゃ「今日は疲れた」的なコメントが出てきて思うように進まないことが多い。締め切り共有しててもこういうことけっこうある。疲れてようとオフィスアワーな限り働かなきゃいけないっていうのは日本人的なのか? ちょっとイラっとして、そんで、MOHがちゃんとVCTサービス始めたかチェックするためにマルセラとナンバレに行く。行ったけど・・・行ったんだけど・・・そもそもVCTサービス側の入り口カギ閉まってんじゃん!ほんとは9/8からサービススタートのはずだったよね?建設が遅れたから百歩譲ったとしても、なんで今日もカギ閉まってんの?ということでさっそくMOHに電話。「ADEOが用意するって言ってた家具がない」とか言われたけど、家具あるよ?完成式のお迎え1時間遅れにはじまり、MOHまじ腹立つ。待ち合わせ時間、締め切り、とにかく守らない。締切までアフリカンタイムの言い訳はきかないでしょ。

9/24: 今日からマルセラとデニスがナイロビに出張。ADEOがキャパビルのトレーニングをやるため。カジアドでCBOをトレーニングやモニタリングする立場のlead organizationになろうと企み中で、その企みの一環として今回のキャパビルトレーニングを開催。ウェソンガに行きたいって言ったのに召集されず。押し弱かった?そんなこんなで、ヘンリーも既に別件でナイロビにいるので、オフィスはブルーノとあたしの二人っきり。が、ブルーノはlovely息子の洗礼式のため教会へ。14:00には帰ってくるって言ったのに終日帰って来ず。雨が降りそうだから17:00前にオフィスを閉める。オフィスにいる間は特に生産的なことはしてなくて、しゃべってたり、ゲームしてたり。あ、毛布が入ってたコンテナ動かす業者が仕事してるかチェックしに行った。結果、そもそも現場に来てないことが発覚。

9/25: コンテナの移動先をブルーノに教えてもらう。ブルーノはカカメガにミーティングで1日中いなくなるから、業者さんがオフィスに来たら案内するようにとのこと。どうせ午前中に業者さんが来ることはないだろうと、ネカフェ・銀行めぐり。6月に来たときには1$=65Kshくらいだったのにいまや1$=75Kshくらいになっててびっくり。両替は71Kshだったけど。午後も業者さんを待つも、来ず。気づかないうちに昼寝してた。死。あまりに来ないから電話してもらっても来ない。雨が降りそうだから帰ろうかなーと思っていると、掃除のおばちゃんが来る。このとき16:40。おばちゃん待ってる間に雨が降ってきてなかなか帰れず。弱まったところでがんばって帰る。

9/26: 今日は待ちに待ったナンバレでのミーティング。ブルーノはまた別のミーティングだから、「オフィスにいろよ」空気出されてたけど無理言ってナンバレに一人旅。初めてあんなに大勢のナンバレピアに会う。APHIA IIとマニーシャあわせて30人くらい。ほんとはもっといるけどね。来週の月曜からスタートさせるものだと思っていたのに、来週は準備期間として2週間後から本格的にスタートすることに。このミーティング、この結果でよかったのかしら?という印象。あくまで見てただけ。 その後アイザックにミーティングの内容を確認。ナンバレタウンの食堂のおばちゃんに写真(小栗さん・レオちゃんとご飯食べたときに小栗さんが撮影したやつ)を届けに行く。ナンバレでなくしたカーディガンはやっぱりどこにもない。茶色いウガリ(やっぱりムソマのが1番おいしい)と肉とムレンダってネバネバ野菜を食べる。で、コロロに行って小栗さんのお土産をシェリーに届けてオフィスに帰る。ブルーノは今度は違うゲームにはまってて、17:00過ぎてもゲームに熱中。

9/27: 朝からブシア内をジョギング。6:00くらいから徐々に明るくなってくるすごくキレイな空を見ながら気休め程度に走る。ブンゴマに遊びに行くはずだったんだけど、キャンセルに。まったりな週末に決定。荷物の整理。荷物が増えてってる気がして、帰りどうやって日本に帰ろうか30分くらいスーツケースを見つめ続ける。そんんでスーパーにお水買いに行って、その辺でチャパティと豆の煮込み食べて、ホテルに帰ってくると、大勢の外人さんがホテルで子どもと遊んでる!この外人さんたちはテキサスから来ていて、外人さんたちの教会が寄付で運営されている団体が支援している孤児たち(ビクトリア湖周辺のサミア在住)と会うために来ているとのこと。この団体はサミアで病院やpre-primary schoolなんかもやってるんだって。孤児たちとその面倒を見ている親戚には毎月お金をあげているそう(金額聞かなかった)。ボールとかもめちゃめちゃあって、これはチャンスとばかりに一緒になって遊ぶ。サミアには何回か行ったことがあるし、ルイヤ語の地域だから(とはいえルイヤ語も地域によって若干違うけど)知ってる限りのルイヤ語話すとすぐに子どもとは仲良くなれる。外人さんたちは別のホテルに泊まっているから夕方には帰ったけど、その後も日本語教室したりする。子どもたちは火曜日まであたしと同じホテルに泊まるとのこと。「学校行かなくていいんだ?それってラッキーじゃん?」って聞くと「いろんなこと逃しちゃうよ」って言ってた。「つうか、なんでブシアまで来てるの?(サミアはブシアから車で2時間くらいあれば行ける)」って聞くと「Just for their enjoyment. or luxury」だって。サミアに行って子どもたちに会う選択が取れなかったからブシアに滞在させてるんだろうけど、「そっか・・・」ってかんじだった。その後、ホテルのみんなと神様について話す。1人の神様と預言者しか信じてない人たちと八百万の神って何でもありな神道を説明するのは難しいし、日本の宗教の何でもあり感説明するのも大変だし、そもそも2人以上の神様の存在を説明したところで理解しようとしないから(彼ら的に認められないから)できればこのネタは避けたい話題。でも幼稚園・小学校とクリスチャンなところに通っていてよかったと思うのは彼らのバックグラウンドを理解しやすいこと。日曜学校とか行ってたし、聖書読んでたし、四旬節も待降節も6年間はやってたし。そしてうちの父親が言った(誰が1番偉いとかアイツは間違ってるとかはなくって)「キリストもたくさんいる神様の一人だ」というのはいまだに名言だと思う。このネタに疲れたところでホテルに頼んでいたスペシャルメニュー(豆と野菜のシチュー)ができあがる。食す。気分的にはヘルシー。1日ウガリを食べない日。まったり土曜日。

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posted by ayayayaya @ 18:38, ,


帰りたい?

「『帰りたい』みたいなのとかないの?」ってかんじのこと最近聞かれたんだけど、聞かれるまであんまりそういうの思ったことなかった。自分でブシア来るって決めたし。聞かれてみると、そのときは全然思いつかなかったんだけど、この質問がどっかにこびりついてて、あとからあとから、思い浮かんでくる。もうオープンしたらしいH&Mでお買い物したいし、高速快適インターネットしたいし、お風呂ゆっくり入りたいし、自分で料理したいし、ヒールある靴でお出かけしたいし、スーツケースにあるだけの服を着るのも飽きたし、かといってブシアで欲しい服には出会ってないし、バッグの選択肢が2種類だけの生活もつまんない。きっと最近のお留守番生活で生産的なことほとんどしてない自分に嫌気だから、「早く帰ってあれしたい、これしたい」って思うんだろうなー。でも「もうイヤ!帰る!」ってのはない。帰るのが楽しみではあるけど。スーツケースに荷物入りきるか考えてスーツケース見つめてるうちに30分とかたっちゃってたけど。つうか、このままじゃなんか残念。この研修中に何かやってのけるってのは無理だって分かり(諦め)はじめてるけど、でもなんかやだ。やだけど、がんばれてないからもっとやだ。死にたくなるくらい人生について考えたとかでも全然いいと思うけど、そんなことないし、相変わらずポケー。あ、そういえば、2年前のケニアスタツアのしおりの目標に「ぼーっとしない」って書いてあった。2年前と変わったのは「ぼーっ」が「ポケー」になったくらい。進歩か?

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posted by ayayayaya @ 18:33, ,


VCTセンター完成

ついに、ナンバレに建設していた草の根無償によるVCT&リソースセンターの完成式が19日にありました。これは2003年に研修していたインターンがプロポーザルを書いて実現したもの。建設を任せていた建築士が12月のPost Election ViolenceでIDPになってADEOが全部をコーディネートしなきゃいけなくなったり、建築士にほとんど支払ってたのにIDPになった関係で二重に支払いしなきゃいけなかったり(建築士が下請けに払うはずだったのに支払えなくなったから)、なぜか完成式ギリギリの当日朝までニス塗ったりいろいろやってたり(大使館の方の服にニスが付くという大事件もあったり)、一部カーテンが窓より短かったり、ゲストが来てもデコレーションやってたり、当日朝にキスムにメディアの方迎えに行く車がほぼ1時間遅れで来て結局pick upできなかったり(その方は大使館の方と偶然空港で会い先にナンバレ入り)、といろんなことがありました。ま、とりあえず式は終わって、終わったことはよかった。日本大使館から公使もいらして、なかなか来ないケニアメディアもけっこう来てそれなりの式でした。
が、課題は本当にこれから。先週にはナンバレにあるコロロオフィスの一部(リソースセンターに使える資料とか本とか)を移し、VCTセンターも稼動できるようになっているはずだったのに、建設が終わってないから引っ越せず(かと言って引越しの準備もしてなかったからいまだに困難)、まずは動き出すことが何よりも重要なかんじになってます。

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posted by ayayayaya @ 18:22, ,


Online Meeting

8月18日、日本の高校生in横浜とADEOのピアエデュケーターinキスムとあたしinナイロビの3地点を結んでのonline meetingがありました。
いまさら何を報告すればいいか混乱中です。が、better than nothing。笑



【経緯】
横浜市青少年交流センターで働く姉さんから声がかかったのが始まり。「第3回 高校生公益活動リーダー塾2008」というイベントの一部で「国際公益活動理解」なるプログラムをやることになったとのこと。そこで海外の若者とskypeかメッセでやりとりをしたいとの相談を受ける。このプログラム向きの学生を紹介するように言われるも、アイセックを通さずに飛び込み研修中のあたしは紹介できるような学生の知り合いがいない(実はナイロビ大の院生というPeterとSam@隣のIDEALってNGOで働き中を除く)。しかもピアエデュケーターとして活動している彼らからのほうが実際の経験に基づいた話が聞けて面白いのでは?ということで、ピアエデュケーターと参加することに。

【目的】
で、このプログラムの目的は
■日本の高校生に開発途上国の人の視点を紹介・討議する。
ということだそうです。

【当日までの流れ】
*gmail見ないと詳細な日程追いかけられない都合で、ざくっと当日までどんなかんじで進んだか記します。

・7月中旬:この企画についてのメールをもらう。video conferenceといえば世銀、が定番なんだけど既に東京事務所に断られているとのこと。
・7/22:ブシアに来ていたDr.Ateiとのスタッフミーティングでこの件をシェア。とりあえずナイロビでVCできる場所を探してくれるとのこと。
・その後、日本側からVCの必要はない、skypeかメッセで、という話が来たのでブシアのネットの遅さと停電が頻発のリスクに悩む。ナイロビまでピアエデュケーターを連れて行く予算がないので、まだネットが安定していると思われるブシアから車で2時間のキスム(割と大都市)から結ぶことに。あたしは、というと、依頼された日程でちょうどナイロビに行くことが決まっていたのでナイロビから強行参加することに決定。
・ピアエデュケーターの参加人数が決定。3名。ピアが関わるプロジェクトは3つあるけど、あたしが主に仲良くしているのはオフィスに来やすいROADSプロジェクト(タウン中心に行っている)のピア。ナンバレに建設中のVCT&リソースセンターのことを扱うよう言われていたのでナンバレのピアのほうがいいとも思ったんだけど、ピアの活動自体の説明に変わりはないだろうということでROADSからBrunoが3名を選出。
・発表内容について、先方と合意。
・ADEO、ADEOプロジェクト、アデオジャパンについての資料作り。
・英文依頼書が日本から届く。
・怒涛に日英mixのppt作成。
・コミュニケーション不足でお金の問題が発生。本番5日前。予算書は前から作っていたし、ナイロビとシェアしていたんだけど、ナイロビからお金を送ってもらうには見積書をつけて書類提出しないといけないとのこと。初耳!!時間もないし、次の日にはナイロビ行くことになっていたのでWesongaとの直接交渉に挑むことに。
・8/14 ウェソンガにお金のことを相談。金額的に立て替えてくれるとのこと。そして、ナイロビで1番安定していて早いネカフェをたずねる。オフィスからが1番よいって言われたから、あたしはADEOオフィスから参加が決定。
・8/15 会計担当のFlorenceと話をして、ブシアにお金を送ってもらう。まじギリギリ。夕方から日本側と接続確認。このときはビデオメッセでいけた。そしてあたしはサファリを楽しむ。ちょくちょく電話でBrunoとやりとり。
・・・と当日を迎えたのでした。

【当日の様子】
事前に試して大丈夫だったビデオメッセが使えず、スカイプで実施。日本側のマイクが使えず、こちら側の音声とチャットでやりとりをしました。
先方からの依頼とこちらの意見のすりあわせをして、当日はこんなかんじの発表をしました。
・スワヒリ語入門
・スピーカー紹介
・ケニアの教育システム
・ADEO紹介
・ピアエデュケーションとは?
・VCTセンターのコンテンツ案共有
・質疑応答
事前にpptのノート部分に話す内容を細かく書いておいたので、話が大きくそれたりせず、接続に予定より時間がかかった以外はスムーズにいったプログラムでした。このリーダー塾の最後に、参加した高校生たちが自分たちで考えたプロジェクトについて発表を行わなければいけないため、何かヒントになるものを、というリクエストから「どんなコンテンツがあったらリソースセンターに人は来ると思う?」という質問を最後にセッティング。ファッション関係のコンテンツがあったらいいのでは?などの意見がありました。

【反省?終わってのコメント?】
終わったことで一安心ではあるんだけど、果たしてできる限りのことをできたのか心配。見えるはずのadressee(これ、うちのゼミでよく使われる・・・「adresseeは誰なのか考えなさい」)の反応が見えず・聞こえず、手ごたえがわからなかった。とりあえず、反省ってか反省点もよかったところもまぜまぜで、終わってのコメント。
・スカイプorメッセを使うという選択は正しかったのか?-->先方のリクエストということでどうしようもなかったと言えばそうなんだけど・・・他に方法はなかったかな。相手の声が聞こえる・顔が見える、もっとinteractiveなものだったら面白かったと思う。
・ナイロビとのコミュニケーション:ナイロビはADEOの全部のプロジェクトを扱っているから、事前に事前に、連絡が大事だと痛感。そして会計システムの一部をon jobで学ぶ。経験としてよかったと思う。
・あたしの満足のためのプロジェクトになってない?-->終わった後にやたらと「どうだった?」と聞かれた。聞きすぎだよってくらいに。これって、あたしの満足度は大事じゃないのに。で、もしかしてみんなあたしが持ちかけたこの話を、あたしを満足させるためにやってたんじゃないか?って心配になる。もしそうなら巻き込み方が間違っていたのか?ぬーん。
・とはいえ、ピアエデュケーターの満足度は高し。海外のユースとこうして交流を持つ機会はないから、この機会自体を楽しんでもらえたみたいでよかった。
・事前の予備知識不足-->事前にある程度HIVやAIDSについてインプットすることができなかったらしく、ちょっと「なにそれ??」って思うような話があったことは確か。
・当日の詰め込みすぎな内容-->消化不良なモヤモヤが残ったのは相手の反応が見えていないだけでなく、内容に関して改善点があるからな気がしてます。依頼された内容とすり合わせて作ったはずの内容なのに、今見ると「何が言いたいの?」ってかんじ。高校生に最後の発表に役立つヒントを、ということでここでリソースセンターのコンテンツについて発表できるようにオチを持っていったんだけど、あたしがこのオチに納得しきってなかったのかな。このプログラムの大目的をブレイクダウンしたりすればよかったと思うのです。

【高校生からのコメント】
日本の姉さんに高校生からのコメントは?と聞いてみたところ、こんなコメントがきました。
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アフリカでHIV・エイズ対策のNGO活動人のメッセージを直接聞けることに感動していた模様。アフリカに行ったことのある子は何人かいたけれど、ケニアはいなかったし、ピアエディケーターという言葉についても聞いたことある人はいなかった。ケニアについて、そしてピアという活動について、興味を持つ人を増やす機会となったと思います。
個別の意見として
・資金の話が多く出ていたことから、NGO活動って大変なのだと思った。
・もっと日本の学校と協力して、保健のポスターをもらったりしたらどうだろう。
・お金は集りにくいけど、ものなら集るかもしれないとおもったのだけどお金がい
いのだろうか。
・日本の人が英語とスワヒリ語で活動するってすごいです。
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ちなみに、スワヒリ語は挨拶くらいしかできません。笑


あと、このイベント、神奈川新聞に載ったそうです。

フランスとの中継もあったのに、ケニアにフォーカスしてもらえたのは嬉しいです。
誰か、バックナンバーとっといてくださーーーーーーーーい!!!

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posted by ayayayaya @ 18:09, ,


Since poverty seemed to be the cause of the behavior...

Since poverty seemed to be the cause of the behavior, how can the organization assist?

ROADSプロジェクト(詳細は本文末)では、ピアエデュケーション実施の際のレポートの記入と提出を義務付けています。ピアエデュケーターはADEOに記入用紙を取りに来て、monthly meetingのときに提出。その提出された用紙を専用のソフトに入力するのが月1のあたしのお仕事。7月分を入力していたときのこと、session中に挙がった質問の記入欄にあったのが、この質問です。この質問、すごくずっしりきた。日本とは違ったHIVやエイズの側面をあらわしていると思うから。"cause of behavior"とあるけど、これはsessionの内容からして"cause of risky behavior of HIV transmission" で、昔Wesongaが言ってたことを思い出す。「アフリカではどんな問題に取り組もうと、必ずHIVが関わってくる。それだけHIVは深刻なんだ」。そして、きっとまたこう言うこともできるはず。「HIVに取り組もうとすると、必ず他の問題が関わってくる。それだけHIVは複雑なんだ」。ただでさえ複雑なHIVに、ここではさらに貧困が絡んでくる。HIVの文脈において、日本では見ることがなかった単語。見る必要がなかったのか、あたしが見落としていたのか。とにかく、ここでは見落としちゃいけない。ブシアの失業率は75%。仕事があるように見えるボダボダも、路上で野菜を売っているおばちゃんも、インフォーマルセクター扱い。ウガンダからすぐに来れちゃうから、男目当てでブシア(ケニア側)に来て、結局誰もつかまらず帰る金もなく、ボダボダに泊めてもらってセックスをする。そんなことがけっこうあるらしい。たしかに、ウガンダから来てる子とクラブでよく会った。仕事がある人は後ろに20人、30人の家族・親戚を抱えている、と言ったのはウェソンガ。

how can the organization assist?

でも、how can I assist them?ということはこわい。なんでだろ。もしかしたら、あたしの「理想の社会」がまだふにゃふにゃで、みんながハッピーな完璧世界じゃなくて、かといってそこに未だに存在する可能性があるunhappyな人たちのことを気にしない覚悟がなくて、あるいはあたしの視点からのunhappyとそのunhappyであろう人たちの距離の問題が解決されてなくて、unhappyに見える人がunhappyってかんじないようにごまかす考えがなくって。だからあたしのポジションもまだ決まらなくて。だから、こわいのかな。
とはいえ、NGOでインターンしつつ間接的に人々の生活に介入してる。こうしつつ覚悟が決まっていくのかぁ?そしたらみーんなに迷惑かけながら自分ごとを解決することになる・・・これって人間な限りしょうがないのかぁ?

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posted by ayayayaya @ 23:19, ,


とある土曜日

9/6、ムソマ(ADEOが支援している孤児・未亡人のself hekp groupがある村)に日帰り一人旅してきました。ずっとムソマ・ホームステイ(そしてvillage life体験)説があったのですが、セキュリティの問題で日帰りに。ということで、本日のあたしは・・・

朝シャワーがやたらと熱いと思ったらいきなり水に。文句を言っているうちに時間がなくなってきたので出かける準備をする。ボダボダでタウンに行き、Msamaria号を発見!このバスでムソマに行きました。出発までの間、お土産を持っていくべきかどうかで相当悩む。孤児の世話もしているから、子供用におかゆの材料持ってく?それとも今回はグループの代表Janeとこに行くから、その人に対して手土産持ってく?って悩む悩む悩む。ここだとおごるとか、手土産とか、で相当考える。おごってって最近よく言われるようになったけど、いいのかなって。友だちとしておごってもいいかな?って思ったり、前におごってもらったしな、とか。結局、極力払わないようにしてる。で、今回はお呼ばれしたら手土産持ってくよな?って思って、結局個人宅に対してバナナを購入。悩みすぎて頭止まっててぼったくられてるのに気づかず、60Kshのところ100Kshで購入。バス乗ってから気づく。
そしてバスが出発。途中から隣に座った赤ちゃんはあたしがお気に入り。こっち見ては笑い、あたしの指を噛む噛む。歯が生える前の子でよかった。お母さんに「お金くれる?」って聞かれたけど、「ハパナー」とスワヒリ語で乗り切る。ちょうどムソマに着いたからMsamariaちゃんと赤ちゃんにお別れ。で、降りたはいいけどJaneがいない!迎えに来るって行ったじゃん!!Janeはケータイないってマルセラに言われていたので、連絡とりようがない。とりあえず方向音痴なりに歩き出す。きっとJaneはこの辺の有名人だろうと「Janeちどこ?」って聞きながら進むとついに・・・到着!ちなみに、途中からついてきた子はバナナ目当てについてきたんじゃんくってJaneの孫でした。勘違いしてごめんね。土曜日に行くね、と約束していたんだけど、本当に来るとは思ってなかったらしい。こっちは本気だよ!
で、こっからチャイ飲んだり、Kundeって野菜の下ごしらえしたり、畑行ったり・・・。話をしていて、あたしがこうして村の暮らしをみることは大事だ、と言っていたんだけど、その理由がすごい興味深かった。「ここには問題がたくさんある。これが問題だ、私が言うのは難しい。だから生活そのものを見てもらいたい。そうやって見て、これが必要だろうと見た人が決める。神様はそうやって私たちを誰かを通して助けてくれる。」なるほど。でも彼女の目には現金収入がないことの問題がはっきりと見えている気がした。スラムとは違ってここでは家族全員の胃袋を満たすには小さいにしても、それでも畑をほとんどの人が持ってる。だから食べ物はそれこそself help groupのネットワークを使ってシェアしたりして何とかなってる。でもお金がないと制服が買えない、学校に行けない、病院に行けない、治療費が払えない、家が直せない。もちろん、彼女たちは自分たちでアクションを起こしてもいて、「誰かを通した神様の助け」を待ってるだけじゃない。だからこの考え方がいいとか悪いとかじゃなくて、なんかすごく興味深かった。そして神様の存在が。あと、Janeは今、孫の世話もしてる。Secondaryで子どもができた息子の子(14歳でこの子を産んだママは逃げちゃった)とか。まだ学校に通ってる子どもの世話と、孫の世話。おろす選択がないのは金銭的なところと宗教観らしい。Janeの娘さんCarenと世間話をしているうちに、ゴハン。Kunde、ウガリ、チキン。ムソマのゴハンはまじおいしい。いつも行くとおいしいゴハン食べさせてくれる。でも今日はBrownウガリじゃなくて普通のウガリだった。ちょっと残念。そして、マルセラも飲まないムソマの水をついに飲んだ。お水持ってたんだけど、ジュース(こっちのジュースは水で薄めて飲む)の形で出してくれたから、飲まないわけにはいかない。。で、その後生後4ヶ月Carenの赤ちゃんと遊ぶ。やっぱりこの子もあたしの指が大好き。ってか何でも口に入れたがる年頃なだけだけど。そうこうしているうちに、帰る時間。
「ブシアで過ごすことができてラッキーだね。」本当にそうだと思う。Janeのだんなさんはアメリカの大学で去年まで働いていたからrichなほうだけど、それでもブシアにいるからこそ見れる人々の暮らしがあって、ブシアだからできる経験があって。「もううちの家族みんなの友だちだから、あたしが死んでもいつでも来てね。」死ぬには早いぞ。
ということで、帰りはボダボダでナンバレまで行って、ちょうどマーケットの日だったのでマーケットのぞいてブシアに帰りました。ナンバレのマーケットはブシアより巨大な気が・・・鮮魚(でもハエわんさか)あったし。そしてブシアで初めて低脂肪牛乳見つけて、嬉しさのあまり購入。飲む。牛乳飲むとおなか壊すことがあるのに・・・これでおなか壊したときの原因の特定が難しくなる。ムソマの水か、牛乳か。おなかの無事を祈る。

と、こんなかんじで過ぎていったのでした。

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posted by ayayayaya @ 23:17, ,


9月

はい、9月突入ということで頭がぷわーってなってます。
やること/動き方が見えてきたようで、やっぱ手探り感が強い。とりあえず思いついたら何かしらアクションは起こしていて、でもかき回して終わってる。あるいはかき回し中?突然メールを受け取った皆様はこの一部を見ているわけですよ。

11月の頭には帰るから、研修の最後にもらえる1週間の休みを入れると10月いっぱいの研修になる(予定)。コレやりたいって思うことは頭にあって、とりあえず動いて最後に何か残ってればラッキーかな。って取捨選択すれば確実な何かが残るかもしれないけど。でも、どれもこれも手探りだから、よくわからん。まずはよく遊び、よく動く。が目標。

先週、草の根無償でブシア・ナンバレに建設中のVCTセンターのstake holder meetingがありました。ADEO、Ministry of Health(MOH)、MSF(国境なき医師団)、そして日本大使館の方で完成までにあと何が必要か(未だに建設中だから。9月に入っても完成しておらず)、どの部屋をどこが使うのか、いつサービスをスタートさせるのか、ということを話し合いました。proposalを提出した当のADEOがまったく部屋をもらえない可能性があったんだけど、無事2部屋もらえることになりました。そのうち1つはでっかいから(何m2とかの感覚がないから説明できず)いろいろと使えそう。ここでADEOはyouth friendlyなリソースセンターを開きます。もちろん、完成後はMOH(とMSF)が担当するVCTのほうもyouth friendlyなサービスが提供できるよう若い(だけじゃなくyouth friendlyな)カウンセラーを雇うよう調整中。youth friednlyなリソースセンターって頭のなかではどんなものが必要かってイメージはあったんだけど、そして日本大使館の方と少しだけど話して、その頭の中のものをそのままポンって建物に詰め込むようがんばるのは違う気がしてきた。このセンターはその昔ナンバレで生活していた研修生がナンバレのフィールド駆け回って書いたproposalによるもの。フィールドで得たニーズによるもの。でも、あたしの頭の中の妄想コンテンツはニーズにあってるの?って疑問が出てきた。妄想とニーズが結果的にあってたらラッキーだけど、どうせ最初に立ち会えるならそのニーズを確かめつつやったほうがいいんじゃないか?ナンバレにある現在youthのためのリソースセンター的役割を果たしているADEOオフィスを閉め、そのオフィスの機能をそのままVCTセンターに持っていくので9/8のサービス開始時に何もない、ということはなさそうです。そしてオープニングのセレモニーは9/18。日本のメディア呼べるようにがんばりたい。大使館の方も協力してくださるとのこと。心強い。

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posted by ayayayaya @ 23:14, ,